こんにちは。
瀧田屋瓦工務店です。
少し前になりますが屋根調査の御依頼で伺った屋根被害がとても生々しくこちらの内容は是非、１人でも多くの方に知っていただきたい内容となります。
火災保険の申請でとの事で屋根が捲れてるので屋根調査をしてくださいとの事でした。
あまりお客様の方から火災保険の申請でと言われる事はないので違和感を感じながらも見てみないとわからないので早速屋根調査へ。
三階建ての住宅で少し前に近くの瓦屋さんに見にきていただいたそうですが三階の屋根まで上がる術がなかったそうで今回の御依頼となりました。
御依頼者様宅に到着して一番に目についたのが外壁。
外壁の縦線部分(目地)が綺麗に白くなっているのがわかりますでしょうか？
シリコンボンドを新たに塗ってあるのです。
まだ新しくなって日が浅く感じたので業者さんが入っておられたのかな？と思い、見渡すと所々寸足らずだったり塗られていない部分があったり。
早速お客様と見にこられていた数名のご近所様が事情をお話くださいました。
事の発端は近所で屋根工事をしている業者ですが材料が余ったので余った材料で￥2000で工事できるのでしませんか？と営業訪問だったそうです。
その工事こそが先ほどの外壁目地のシールでした。
￥2000だったらと思いお願いされたそうですがあまりにも中途半端に塗られていなかったので他の部分は塗ってもらえないのですか？と聞くと余った材料でしかできないと断られたそうです。
そして、何故か屋根にあがって屋根点検をさせてくださいと言ってきたそうで それは無料との事。
２人組でとても良い人との印象だったそうで疑う事もなく屋根点検を任せたそうです。
ケータイで屋根の動画を撮り、家のテレビに繋いでお見せしたいので中に入らせてくださいといい、１人は中には入らず１人だけがお客と中に入って説明をしたそうです。
ご近所様も当時の状況をよく覚えてらしたのですが
とにかく屋根にあがっていた時間が凄く長かったそうです。
そして、動画を見ながら口頭で状況説明。
お客様はなにを説明されたのか解らないとの事ですが
屋根が飛んでなくなっているから火災保険を使って直しましょうと言ってきたそうで
その場でケータイで見積りを作り、お客様のケータイに見積りを送り、契約書を出し、今日、この場で契約してください。と言ってきたそうです。
この手口は近年訪問営業でよくある手口です。
今日、契約していただかないとこの値段では出来ない。
や、今日、契約していただいたら工事を優先的にします等々。。。
お客様が段々と不審に思い、保険屋さんに連絡もしてないのに契約は出来ないと言うと必ず火災保険が下りるのでお客様の負担はないと言い切ったそうです。
そして、契約書にハンコを沢山押させたりとても、時間をかけたそうです。
実際に契約書を見せていただきましたがハンコを押す箇所が無数にあるのもですが誤字だらけで訂正印も多数ありました。
契約の内容は何故か屋根塗装。
実際に被害のあった箇所は棟の板金部分ですが。。。
このままだと雨漏りするから屋根修理が必要ですと執拗に言ってきたそうです。
なにより酷いのが三階建ての屋根工事なのに足場無しでの工事内容。。。
そして、契約書には工事内容にmや㎡、屋根工事の詳細が書かれておられず 業者の都合の良い事は沢山書いてありました。
ハンコは押されてしまいましたがあまりにもおかしいと思い、娘様にお話すると怒られたそうです。。。
たしかに怒られてしまう内容ですね。。。
悪質なのが業者が捲れていると言っていた棟板金部分ですが。
屋根調査をすると１箇所だけ綺麗に剥がされていました。
瀧田屋のように普段から屋根調査をしている瓦屋でしたらそれが自然災害で生じた物か人為的な物かが解ります。
なにより、Googleの上空写真で見ると棟板金は残っているんですが近年の台風で飛んだにしても誰も気付いてなくその屋根だけ飛んだにしても下地の木の傷み具合がどうも違和感が。。。
１人が契約を交わしている間に捲った材料を降ろしている可能性もあり、
もし、降ろしている場面を見られたにしても
落ちかけていたので危ないから降ろしておきますなど言い訳はできますよね。
もし、本当に元々無くなっていたにしてもその場で契約してください。や、いきなり屋根調査で屋根に上がらせてくださいは危険です。
絶対におやめください。
京都市や大津市で屋根調査や屋根修理などは屋根工事の専門店
瓦屋の瀧田屋瓦工務店にお任せください。
屋根調査や屋根点検には従来通り梯子をかけて屋根に上がらせていただく以外にもドローンでの屋根点検や屋根調査もプロのドローンパイロットが飛行させますので安心してご用命ください。
梅雨本番直前の今、屋根工事はどこに頼めばいいのかわからない。
屋根工事は直接瓦屋さんに御依頼いただくのが
費用も中間マージンがかからなく安心です。
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