京都市下京区の京町家改修工事

おはようございます。

瀧田屋瓦工務店です。

昨日は思いの外お天気がもってくれましたが現場からの帰り道に土砂降りとなり みるみる道路が冠水し始め、運転するのが危険なくらいでした。

さて、本日はぼくの大好きな京町家。

京町家の改修工事のお話です。

一階部分は洋食屋さんが入っておられ、

改修工事はお二階です。

京都市下京区にあるこの京町家は東本願寺(おひがしさん)

の正面。そして、ベランダからは京都タワーが見えるなんとも贅沢な場所です。

ベランダから見える京都タワー。

実際はもっと大きくはっきりと見えますよ。

 

タイル張りの少し珍しい仕様の京町家ですが

このタイル もぉ、生産されていないので取り扱い注意です。

室内は全部解体、新しい天井の骨組みの隙間から当時物の梁や母屋が見えます。

ブログに画像を載せると画像が荒くなってしまうため見にくいですが屋根には下地材のトントンが敷き詰められています。

トントンとは現在のようなルーフィングなどの防水紙がない頃に防水下地として使用されていた薄い木の皮のことです。

杉皮も同等ですが 本当かはわかりませんが昔は杉皮よりもトントンが敷いてある屋根のほうが高級と聞きました。 本当のトントンは短い竹釘でとめていますが簡易的な木の薄皮を糸で繋げてロール状にした物もあり、そちらはタッカーでとめていました。

今でも社寺の文化財屋根の葺き替え工事ではルーフィングではなくトントンを敷くのでトントンは瓦葺きと同じく日本の伝統建築と言えますね。

昔は町家さんの屋根工事でもトントン屋さんが居られたそうですよ。

瓦を屋根に揚げる専門の方や新築時には屋根に重量をかけないと大工さんの工事が進まないため仮葺き屋さんも、居られたり 棟を積む時には漆喰は左官屋さんが塗られていたり 屋根工事だけでも沢山の職種の方が携わられていたそうです。

きっと昔はそれだけ沢山仕事もあり、建築業に携わられる方も多かったんでしょうね。

今はとても省略されてしまい、細かく分類されていた職種の方々が居られなくまりました。

今回の京都市下京区の町家さん。

この付近はまだまだ沢山京都の歴史を感じる事の出来る場所で瀧田屋瓦工務店も以前からなにかと屋根修理でご縁のある場所です。

今回は屋根工事はありませんが大好きな京町家に触れさせていただき幸せです。

本日はここで終わります。

次回、続編も是非、見てください。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に屋根修理や雨樋修理、室内リフォームなどを施工する業者です。

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屋根工事では日本瓦に特化しており、町家さんだけでなく社寺の屋根工事も手掛けさせていただいており、屋根工事は年間の9割以上が日本瓦の屋根修理です。

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