京都市下京区杉屋町で屋根修理

こんばんは。

瀧田屋瓦工務店です。

早くも今年も残りわずかとなり 毎日交通事故を見かけます。 流石 師走ですね。。。

12月に入ってからは駆け込み需要で御見積の御依頼を頂く件数がちらほら増え出し現地にお伺いさせていただき、見積書の制作と ご提案の日々に現場作業と倉庫の材料を整理しながら各置き場に分散する毎日です。

さて、本日は京都市下京区杉屋町で屋根修理のおはなしです。

御依頼主さまはお隣のビルの改修工事をされている工事業者の方でした。

お隣の瓦屋根に道具を落とされ瓦を割ってしまったので復旧してくださいとの御依頼でした。

シリコンボンドで応急措置をされたそうですが

事情が事情ですので早急に対応させていただくため先ずはお写真と瓦の寸法を送っていただきますと おかしな寸法。  京町家さんの庇ですと56判もしくは80枚判辺りにちらほら64判かなと思いますがそのどの判には当てはまらなく軽微な加工では差し替えられないような寸法なので淡路瓦の窯元さんに聞くと 昔に72判と言う寸法の瓦があったそうでそれに近い寸法との事。 しかし、30年前に完全廃盤となったそうで入手不可。 別注誂えでの対応となるため納期もかかるので御依頼主さまに相談し、なるべく早く復旧を優先したいとの事で56判を既存の瓦に合うように加工しての屋根修理となり、早速窯元さんに瓦を送っていただき現地へ。。。

やっぱり80枚判の瓦でした。。。

お聞きしていた寸法ともちがいます笑

80枚判の地瓦は在庫であるのですがこの形の軒瓦の在庫が古い物しかないため再度注文。

家の方に説明し、謝って再度瓦が到着次第修理させていただく事に。

(ぼくは全く悪くないのですけどね笑)

軒瓦は今となっては少なくなってきたタイプの物が使用されており、石持付一文字(こくもちつきいちもんじ)と言います。所々 石持付万十(こくもちつきまんじゅう)に差し替えられており、割れた軒瓦が不幸中の幸いで石持付万十でした。

じつは現在80枚判の石持付一文字は定番商品ではないため特注となり焼いていただかないと無いのです。 石持付万十は普及品として窯元に在庫があるのですぐに送っていただけてすぐに対応させていただく事ができました。

屋根が全体的にズレてがさがさだったため突き上げ、整えて復旧完了です。

簾に瓦屋根。 大好きな京町家さんいつまでも京都らしくありつづけてほしいです。

 

御依頼いただきありがとうございました。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に屋根修理や屋根葺き替え工事・塗り壁等の左官工事・雨樋修理・室内リフォーム等を行う専門店です。

 

特に瓦屋根工事や左官工事に特化しており

 

京町家や茶室・数寄屋・社寺等の修理を得意としていますが洋風の瓦やガルバリウムのカバー工法等も日々施工させていただいておりますのでお客様のご予算や生活設計に応じたご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

 

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