こんばんは。
瀧田屋瓦工務店です。
今日は作業をしていると汗ばむくらいの春の陽気でしたが明日からまた真冬日らしいですね。。。
明日からは滋賀県野洲市小篠原で屋根修理に入ります。
さて、今回のおはなしは 滋賀県大津市大萱にて塀瓦の復旧工事のおはなしです。
運送会社様から瓦を割ってしまったので修理をお願いしますとお電話をいただき通話中にLINEでお写真を数枚送ってくださいました。

既製品の瓦でうちに在庫もあるので簡単に直りますよ。とお伝えすると 安心していただいた様子でした。 凄く対応のよい運送会社様で現地に見に行かれるようでしたら家主様に連絡いますとの事でしたが しっかりしたお写真をいただきましたので現地調査不要で御見積をさせていただく事にしました。
(基本的には現地調査をさせていただいております)
御見積書を提出し、 お願いしますとの事で工事日についても運送会社様から家主様にご連絡入れていただけるとの事でいくつかお日にちをご提案させていただく予定でしたが急遽1日空く日があったためダメ元でお聞きすると大丈夫ですとの事での急遽作業に入らせていただく事に。
急な連絡にもかかわらずご対応していただき家主様には感謝です。。。
さて、肝心の瓦なのですが写真で判断したため淡路瓦と三州瓦を積み込みました。
三州瓦の場合基本的には53判と言うサイズが使用されますが淡路瓦の場合は56判の場合があるのですが56判だったとしても53判を加工すると使用できるのですが在庫を持っていたのが三州瓦の53判と淡路瓦の56判でしたが瀬田辺りだと淡路瓦を使用されているだろうなと思いながら現地へ。
あらかじめGoogleのストリートビューで現地の景色なども把握していましたがとても大きなお屋敷。
旧道に面したお宅ですが幸い家主様宅前だけ道路幅が広くなっていたので停めて家主様を訪ねますが建物が敷地内に2軒。。。 ストリートビューで見た時も2軒あるように見えたのが正解。 どっちかなぁ?と迷いながらとにかく母屋の方を訪ねました。 母屋のインターホンを鳴らすとお隣側の建物からご夫婦が出てきてくださりご挨拶をするとお世話になります。やありがとうございますなどと言っていただきこちらが恐縮しました。
ぼくは全く関係ないのですがこちらがご迷惑おかけしてますので などと言ってしまうくらいに良いご夫婦でした。
早速作業に入らせていただく事に。
先ずは作業箇所の地面の養生をし、該当箇所の瓦を外せるように棟を一部解体し 該当瓦を外します。
既存の瓦が淡路瓦でしたので同じく淡路瓦で復旧。
角瓦とケラバ(袖瓦)を簡易的に合端(隙間なく擦り合わせ加工)をし、納めます。
この作業簡単なようで実は知恵の輪のようにはめ込んでいるのです。
手前の1列も外してしまえば先に角とケラバを納めて最後に手前の1列を納める事で楽なのですがそうするとその分棟を解体しないといけません。
実はこの棟。。。 こってりとシリコンが塗ってあったので外す時に上欠けしてしまうリスクがありました。 淡路瓦はかなり繊細で上欠けしやすいので安易に範囲を広げてしまうよりはなんとか最低限の範囲で抑えたほうがリスク低減でしたので。
万が一の事を考えて地瓦(平の瓦)の棟の熨斗瓦は数枚ずつ持ってきたのですが一番上の素丸は持ってきていないので欠けさせてしまうと倉庫まで取りに帰らないといけません。。。

ぴったり角とケラバが収まりました。

隙間なくぴったり施工しています。
ちょうど目線の位置の目付けなので綺麗に収まっているととても気持ちいいですよ。

正面の繋ぎ目部分も簡単に擦り合わせ加工しています。
元々のケラバは石の門柱の手前で切ってあったため隙間から雨水が入り破風板を傷めていましたが
今回はケラバを門柱の凹凸に合わせて加工し、門柱の隙間に入り込ませていますので雨水が入らないように施工しました。
角とケラバにはヒレが付いていますし隣の瓦の幅もぴったりのためあそびがないので差し込んで納めるのは知恵の輪のようにはめ込まないと納まらないのですが無理をするとヒレがかけてしまいます。 当然角に予備なんて持ってこないので欠けたらアウトですが欠けさせる事なくぴったり納めました。

Before Afterです。
復旧でも元の状態よりも良くする。
当たり前の事ですがこれは自分が修業時代に教わった事です。
門柱の手前で瓦を切って納めてあったために板が腐っていくなんて一般的に分からない事です。
瓦が乗っていれば瓦葺きやなぁくらいにしか思われないかもしれませんが 実際には技術や想いの差は大きいです。 見えない箇所ほどしっかりと施工をしないといけません。
雨漏りや崩れたり凍て割れなんて直ぐには結果は出ないのが厄介な事です。
数年 10年 20年 経過した頃に差が大きくでます。 葺き替え後たった数年で凍て割れして葺き替え工事をしないといけない屋根や雨漏りしている方々も多く見てきました。。。
適材適所 適切な施工がされていないと屋根材は本来の力を発揮しません。
見えない箇所だからこそしっかりと施工できる瓦屋さんにご相談ください。
瀧田屋は屋根工事に関しては年間9割は日本瓦の施工をしています。残りの1割程度を洋風瓦やガルバリウム等の施工をしていますので日本瓦の施工に特化していますので屋根修理や屋根葺き替え工事でお悩みの方や屋根の状態が分からないけど気になる方には屋根点検をさせていただき修理や葺き替え工事の必要性の有無 屋根修理の場合の修理方法のご提案 葺き替え工事の内容などを詳しくご説明・ご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。
年々瓦屋業界も苦しくなっています。
瓦工事の伝統技術も継承されにくくなっており、瓦屋根工事を正確に施工出来る職人さんも減っています。 日本の伝統技術ですので決して簡単に出来る事ではございませんので屋根工事をお考えの方はどうか過大広告や安価にとらわれず専門の瓦屋さんに御依頼ください。
瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に
京町家・数寄屋・茶室・社寺の屋根工事や左官工事に特化した専門店です。 屋根工事は日本瓦に特化しており屋根葺き替え工事や屋根修理 左官工事は漆喰壁などの塗り壁を得意とした本物の京左官です。
大きな工事だけではなく小規模工事。
部分修理や部分補修などの軽微な工事も喜んで賜っております。
屋根工事は日本瓦のみならず洋風瓦の施工から金属屋根の葺き替え工事やカバー工法も行っており、雨樋工事や室内リフォーム、外構工事も行っておりますのでお住まいに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。
京都市や大津市をはじめ
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滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域などで日々施工させていただいておりますので地域問わずお問い合わせください。
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