五本線は格式の高さ

こんばんは。

瀧田屋瓦工務店です。

 

先日、無事に京都市北区のお寺さんの屋根修理と雨樋修理が終わり、来週から入らせていただく現場の段取りをしつつ。。。 一気に沢山の現場が重なったり京都市上京区 西陣のお寺さんの第二期工事の足場の打ち合わせに行ったり 年末が近いので効率よく段取りを組む事で頭がいっぱいです。

来週末からは滋賀県守山市にて新築物件の外構工事(駐車スペースとカーポートの設置・物置設置)も着工しつつ京都市山科区にて屋根葺き替え工事と雨樋架け換え工事も着工しつつ。。。

更に京都市北区のお寺さんの 雨樋工事の追加もいただきましたのでその段取りも。。。

年内ずっと晴れてほしいです。。。

さて、タイトルの五本線は格式の高さとは。

筋塀と言います。

京都市では日常的に見かけるこの筋塀。

実は三本・四本・五本とあり、この五本線が一番格式が高いとされています。

屋根修理をさせていただいた京都市北区のお寺さんは

天皇陛下専用門(勅使門)がある事や本堂には御所清涼殿の用材が使われている事からこの五本線は皇室との深さを物語っています。

勅使門の屋根修理をしながら 天皇陛下はどんな会話をされながらこの勅使門を潜られたのかな?

もしかしたら無言? 300年以上前の天皇陛下が愛されたお寺さんだそうなので当時の天皇陛下はどんな想いをされていたのかな? 当時と今の景色はどうなんやろ?とか色々妄想をしていました。

毎朝勅使門の床養生から始まり養生を外して終わる日々ももう、終わってしまいなんだか寂しくも思います。

最後のお掃除と点検が終わり、開かずの門へと戻りました。

京都市には沢山の物語が詰まった社寺や町家さんがあります。 普段なにげなく見ている景色にも物語が詰まった場所があると思いますので物語を知って見るといつもと違った目で見られますので日常に少し加えてみると楽しいですよ。

そうすると建物の細かな違いや屋根の違いなんかも目について 沢山の不思議を感じられます。

それぞれにちゃんと意味があるので知ると なるほど!! と思う事が無限にあります。

昔の職人さん達は技術を競い合い 自分の作品には自分の作品と分かるような仕事をされ評価されていましたが 今は評価基準が値段やいい人そう。になってしまい、肝心の工事は二の次。 工事業者も自分の仕事に拘り、作品と言う意識を持つ方も少なくなりました。

しかし、ぼくは元の仕事がどれだけ綺麗でもそれ以上の仕事をして当たり前なんやと言われ育ちました。

上には上が沢山居られますが自分の仕事に責任を持ち、自分に出来る最大限の仕事をし、拘れと言う事ですね。 

瀧田屋瓦工務店に関わる職人さん達は皆さんぼくよりも年齢が上です。 沢山の国宝や重要文化財等を経験している職人さんから町家さんの改修工事やマンションのリノベーションや新築等に特化した職人さん。

一緒に仕事をしながら納まりはこうしようと思っている。 ここどうする? こうするのがいいなぁ。

ここ、こうしたらこうなるしこうしよか。

そんな会話をしながらその意志疎通が出来るのは長年一緒に仕事をしてきて想いや作風が通じ合っているからです。 それが瀧田屋瓦工務店の強みだと思っています。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に

京都府 宇治市 城陽市 その他近隣地域等々

滋賀県 草津市 栗東市 守山市 その他近隣地域等々で屋根修理や屋根葺き替え工事 雨樋修理、室内リフォームなどを行っております。

屋根掃除や雨樋掃除も行っておりますのでお住まいに関するお困りごとはお気軽にご相談ください。

屋根は日本瓦をはじめ、洋瓦 ガルバリウム鋼板など金属屋根を施工しております。

ブログ内に各種 屋根材の工事やカバー工法なども掲載しておりますので屋根工事をお考えの方の参考にしていただければ幸いです。

雨漏りなどの屋根修理もお任せください。

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