新たなアスベストの資格を受講。。。

こんばんは。

瀧田屋瓦工務店です。

2月に入ってから雨の日が多くなかなか思うように瓦葺き作業が進まなく。。。

2月に雨が続くなんであまりありませんが温暖化のせいなのか? 例年だと雪が降るハズですが気温があまり下がらないので少し過ごしやすいですが雨続きは気分的にもどんよりしますね。

さて、本題ですが先日 アスベスト(石綿)の新たな資格を取得するために2日間の講習と試験を受けてきました。

15年以上前に石綿取扱い作業従事者資格は取得していたのですが瓦屋さんであまり活躍した事はなく。。。

カラーベスト(スレート屋根材)から瓦への葺き替え工事の際には堂々と解体作業が出来ますよ。くらいの感覚でしたし今まであまり石綿入りスレート材の解体作業や処分にはあまり厳しくなかったですが年々正規処分場も少なくなったり石綿に対する規則も厳しくなりましたので

さらなる資格を取得しておこう。との事で受講に至りました。

会場ではオンライン講習が数県一斉開催でした。

受講者番号909の自分は最後尾で画面が全く見えず。。。

音声はしっかり聞こえていたので音声を頼りにテキストを見ながら重要事項にはアンダーラインを引く作業。

72名程の受講者で物差しを使ってアンダーラインを引いていたのは恐らく自分だけでしょう。。。

職業柄筋を引く時は必ず指金を使うので癖とゆうかなんとゆうか。

テキストの内容は主に石綿の種類や含有されている建築材料の種類やそれぞれの危険性レベル1から3までの説明や石綿がもたらす病気の種類や特性。保険証の種類。

法律や石綿取扱い作業時に使用するマスクや防護服の種類等々。

それぞれの専門の方々が講師として授業をしてくださったのですが皆さんはやり人間です。

とても聞き取りやすく要所要所試験に出そうな箇所を試験方式にして出してくださる方も居られればひたすら早口で話 ほぼアンダーラインを引いてばかりでページがアンダーラインで埋まってしまうような事まで。。。

国家資格なのでもう少しゆっくり分かりやすく話てほしいなぁ。。。なんてゆうのは贅沢な話かもしれませんが。

受講中何度も みなさんは普段から現場で作業されておられると思うのでこの当たりは普段通りだと思いますがと言われましたが 石綿の資格の受講内容の9割9分 レベル1の吹き付け石綿等の解体作業などの事で

瓦屋さんの僕たちには全くの無縁の話ばかりなんです。。。 

僕たち瓦屋さんに関係のあるカラーベストはレベル3なので切断して粉塵が飛ばない限り石綿が飛散する事もないためあまり受講内容とは掛け離れていました。

2日間朝から夕方までしっかりと講習の後 試験となりました。

初日の受講後に打ち合わせが入っていたため帰りが遅くなったので2日目にスッキリ起きて受講したかったので復習はせずに寝ました。 

2日目もばっちり早めに到着して安心していましたが

受講中 お見積させていただいているお客様の屋根の仕上がりイメージやら色々頭に入ってきて途中内容が飛んでしまったりしていましたが試験に挑み 思っていたよりも簡単でしたがやはり瓦屋さんの自分には無縁の内容でした。。。

しかし、この資格はないよりあるほうがいいしお客様にもより安心していただけそうかな?と思います。

合否はまだ解りませんが合格しているハズです。

試験が終わって会場から出ると皆さん 難しかったー。や、受講中寝てました。みたいな会話が。。。

寝てましたは 論外でしょ。。。

頑張って話聞いてましたが難しかったですならまだしも

資格を取得しに来てるのに寝てましたは人間性どころか会社の質が下がりますね。

そのような方々が同じ資格を取得したらそんな方々と同じって思われたくないなぁ。て思いました。

資格って重要かもしれません。

資格の有無で左右される事もあるかもしれませんしお客様が選ばれる判断材料となるかもしれません。

でも、やっぱり自分は資格よりも人間性だと思っています。

現場で作業しているよりも何倍も長く感じた2日間でしたが無事に終わりました。

最近はガルバリウムでの葺き替えやカバー工法でのご依頼が増えてきております。

やはり、軽量化や石綿入りスレート材の処分費がかからないカバー工法がご希望の方が大半ですが

中には石綿入りの材料が家にあるのが嫌だから葺き替えでスレートから瓦へとの方も居られます。

中には自分たちがもう少し若ければ瓦にしたかった。

と仰ってくださるお客様も居られます。

ガルバリウムだからダメ。 瓦は重い。

と言う事はありません。 瓦が重い先入観はあると思いますが昔の瓦よりも軽くて丈夫。昔のように土が屋根全体に使われる事もありません。なんと言っても長期間の高強度。 しかし、ガルバリウム等の板金材には重量では勝てません。

ガルバリウムは錆びない。ではなく錆びにくい材料です。石綿入りスレート材で処分費をかけたくない方には既存スレート材の上からカバー工法が出来るため葺き替え工事に比べると費用が抑えられます。

また、瓦まで長持ちしなくてもいい。と言う方にもカバー工法は有効ですが スレートから葺き替え工事の場合じつはガルバリウムも瓦の場合も費用はそんなには変わらないのです。 日本瓦からガルバリウム等の屋根材に葺き替え工事の場合は屋根の構造が異なるため下地の木工事が必須のため場合によっては瓦の方が安く収まるケースもございます。*ガルバリウムでの施工が不可の形状もございます。

瀧田屋瓦工務店は京都市や大津市を中心に社寺や町家さんの屋根修理や屋根葺き替え工事を行う専門店です。

 

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