明治初期からの贈り物

おはようございます。

瀧田屋瓦工務店です。

今朝、ゴミだしをしながら蒸し暑さがマシてるなぁと感じ、山手は真っ暗。

しばらくすると少し冷たい風が家の中に入ってきたので雨が近いかな?と思いながら

仕上げないといけない事務仕事をしながらお客様の所へ行くか考えていると外からバシャバシャバシャと物凄い音が。

天気予報ではお昼前から雨予報でしたが雨が早まりました。

すぐに小雨になりましたが。

お客様に電話すると こちらはまだ降っていませんが今にも降りそうなので日を改めましょうとの事で

今日は自宅待機です。

今日の分の事務仕事も終わり、

仕事の写真を整理していると

 

 

これ、なにかわかりますか?

 

 

大日本 明治六年 一厘 と書いてあります。

以前屋根の葺き替え工事をさせていただいた現場で瓦の解体作業中に出てきたお金です。

あまりにも腐食が進み、緑一色でなにか解らなかったので持ち帰り、歯みがき粉で磨いてなんとか解る状態までに。

ここまで状態が悪いと古銭としての価値はありませんが

この屋根の歴史を教えてくださった価値はお金では買えません。

当時の職人さんが落としたのかな?

それとも、後世に残すメッセージでわざといれたのかな?

色々考えさせてくれます。

瀧田屋瓦工務店では新しい屋根も触りますが比較的に100年以上前の屋根や建物を触らせて頂く事が多く

今までにも寛永通宝や明治時代のタバコの箱、物凄く古そうな布に、杉皮の裏に筆でなにか書かれた物。

沢山のメッセージを受け取っております。

昔の方の落書きなんかもありましたよ。

相合い傘とかね。

皆様の大切な住まいや人にも物語があるように職人にも物語があります。

瀧田屋瓦工務店では皆様の心に一生残る職人でありたいと思っております。

瀧田屋ではお見せ出来ない特殊工事も多く、載せられない事が多々ありますがこれからも可能な限り、職人の日常や発見を発信しています。

雨降りが続き、蒸し暑さも辛く体力を奪われてしまう時期ですが皆様、熱中症にくれぐれもお気をつけてください。

今年は特にコロナの影響で節約されている方も多いかと思いますが病院に行くリスクの方が高いのでくれぐれも無理せず体調管理してくださいね。

1日中締め切った家で真夏にクーラーのない生活をしていたぼくが言うのも説得力ないですが。

 

雨漏りや台風が心配な方。

屋根修理や葺き替え工事をお考えの方。

屋根の状態が解らないから点検してもらいたいけどどこに頼めばいいのかわからない方。

瀧田屋は瓦屋根の専門職 瓦屋です。

勿論、瓦以外の屋根にも対応しています。

京都市や大津市は勿論

京都府 宇治市 城陽市 

滋賀県 守山市 野洲市 栗東市 草津市 近江八幡市 東近江市 信楽などで工事実績があり、

出張工事でも 広島県 岐阜県 愛知県 千葉県での実績もありますので地域問わずお気軽にご連絡ください。

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